腰椎すべり症の施術
腰椎すべり症というのは中高年世代に多くみられる症状で、生活習慣や加齢などで背骨の腰の椎骨がずれてしまうものです。
椎骨が後ろ側へずれるケースと前にずれるケースがあるのですが、ほとんどが前方にすべるケースです。
また体が成長しきらない小中学生で激しい運動をする子供にも多く見られる症状です。
これは過度の脊椎伸展運動によって脊椎の関節突起が疲労骨折した腰椎分離症の二次的進行により椎骨が前方にすべってしまうもので、過度の脊椎伸展動作・運動の繰り返しで起こる運動障害なのです。
主な原因は、先に触れた通り加齢や生活習慣・運動などにおいて、腰に大きな負担をかける悪い姿勢で腰の筋力低下を起こして、腰の骨を支える力が弱まるためです。
その結果として、椎間関節と呼ばれる背骨の関節の歪みや椎間板の異常が、引き起こす原因となって腰の骨が滑ってしまうのです。
症状としては、ぎっくり腰の症状に近い急性期と慢性腰痛症に近い症状の慢性期に分けることができます。
急性期はぎっくり腰と同じ症状が腰部や臀部に起こって、刺すような電気的な痛みや椅子に座れない程の痛みが起こってしまいます。
慢性期は、腰や背中の張り・腰が鉛のように重く感じる腰痛・足のしびれや痛み・体を後ろに反る時の痛み・腰が抜けるような感覚などがあります。
また、朝起きる時に腰が辛かったり、長時間椅子に座って居ると足にしびれを感じたり痛みが強くなったりする症状もみられます。
総じて坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの疾患と同様の症状がみられるといった特徴があります。
腰椎すべり症の病院での対応としては、成長期にある小中学生の場合は、急性期であれば6ヶ月程度コルセットを着用して骨癒合の期待を待ちます。
ただし、この時に使用するコルセットは、あくまで整形外科で正確に腰部の型を採寸して製作したものに限られます。
大人への対応では、仕事中にコルセットを着用することで、労働などによる腰痛の予防効果を期待すると共に、薬物療法として疼痛に対して消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などを服用することになります。
また症状によっては馬尾神経の血流を促進するために末梢の血流を促す薬が使用されることもあります。
その他の方法としては、坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの脊椎疾患と同様に腰痛に対処する理学療法や、神経根性疼痛に対する神経ブロック療法などの保存療法があります。
そして、これらの保存療法でも症状が落ち着かず、日常生活に支障が起こる場合は手術療法も選択肢として検討されることになります。
また、病院での診療を受けながら整体や整骨院での施術を検討している方も、体の状態やお悩みをご相談いただけます。
当院では、体の巡りや自律神経、内臓、重心やゆがみにも目を向ける独自の考え方に基づき、体の状態を整える施術を行います。
当院の「ヒーリング整体」に関心がある方には、考え方や進め方をご説明します。
