腎臓について
腎臓はあなたの体を正常に保つ働きをもつ大切な臓器です。
腎臓は、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右2個あります。
左の腎臓の方が少しだけ上の位置にあります。
腎臓が病気でもなく、検査でも異常は無いけど、腎臓が弱っていると言う事はよくあります。
腎臓が弱ってきて出てくる主な症状は
- 腰痛(特に朝起きる時)
- 足が重い、だるい、むくむ
- まぶたがむくむ
- 疲れやすい
- 免疫力が低下し、風邪をひきやすい、治りにくい
- アレルギー(花粉症、アトピー、体が痒くなるなど)の症状がきつくなる
- 夜中に何度もトイレに起きる
- 日中ほとんど、尿が出ない
- 急に高血圧になる
病院で「腎臓は異常ありません」と言われても、実際は腎臓が弱っている事でこれらの症状が多く出ます。
検査に引っかからない、病気ではないけど、機能障害というものです。
腎臓の働き
1 老廃物を体から排出させる
腎臓は血液をろ過して、老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出してくれます。
また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。
腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積されます。
その行き場の無くなった毒素が、本来の尿や汗から排出されなくなった分、皮膚や、鼻水等から排出されるようになり、アレルギー性の鼻炎や、アトピーの症状の悪化に繋がり、酷くなると尿毒症になります。
2 血圧を調整する
腎臓は塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。
血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させる事で血圧を下げ、血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。
また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌し、血圧が低い時に血圧を上げます。
腎臓と血圧は密接な関係し、腎臓の働きの低下によって高血圧になることもあります。
3 血液をつくる指令を出す
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられます。
腎臓の働きが悪くなると、このホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になることがあります。
4 体液量・イオンバランスを調整する
腎臓は体内の体液量や、イオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。
腎臓が悪くなると、体液量の調節がうまくいかないため、体のむくみに繋がります。
また、イオンバランスがくずれると、疲れやめまいなど、体にさまざまな不調が現れる事があります。
5 強い骨をつくる
強い骨の発育には、複数の臓器が関わってきます。
その中でも腎臓は。カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDをつくっています。
腎臓の働きが悪くなると活性型ビタミンDが低下し、カルシウムが吸収されなくなって骨が弱くなるなどの症状が出てきます。
腎臓の不調を改善させるためには
腎臓が弱る原因で多いのは、
- 塩分の多い食事
- 高たんぱく(肉、魚、プロテイン等のサプリメント)の栄養の過剰摂取
- 水分の取りすぎ、一気飲み(特に就寝前の水分摂取)
- 急な気候の変動、季節の変わり目に、体温調整、発汗、水分代謝が追い付かない
- 真夏の冷房と、外出時の暑さの気温差で、体内の水分バランスが著しく変動する
- 薬の服用(特に多いのが高血圧の薬)
等が上げられますので、これらの中から改善できるものから取り組んでみてください。
腎機能を上げる、食べ物や、サプリメントのいくら頼っても、このような生活スタイルが改善されなければ、なかなかよくなりません。
人間には自然治癒力が誰にもありますので、良い事をするより、まずは悪い事をしないようにして、本来のしぜん治癒力を発揮させる事が望ましいです。
さらに、病院では特に異常も無いと言われ、これらの習慣を改善させても良くならない方は、当院のヒーリング、内臓調整で内臓のゆがみや、疲労を取り除いて、正常に働けるようにする事で改善されます。
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