鬱・強迫性神経障害・パニック症候群
これらってもう、症状の名前が最悪ですよね。
どの名前も聞くとショックな気持ちになります。
病院でそう言われた方ならまだしも、最近はネットで調べてこれ自分だ!って思って勝手にパニック症候群になってしまってる人。結構増えてます・・・
自分で自分の体を調べて知る事は大切ですが、こういう精神的な問題に関しては、知れば知るほど深みにはまって情報に振り回されてしまってしまうケースがあります。
しっかりとした専門家と相談して改善いけるように進めていってもらいたいと思っています。
今回はそんな患者さんの症例です。
昨日来られた60代の女性患者さんですが、約3ヵ月ぶりの来院です。
約1年近く継続してこられてました。
しばらく来れなかったのは経済的な理由でとおしゃってましたが、
なかなか深刻に悪化してしまっていました。
もともと、鬱と腰痛と過度の緊張等の改善で来られていて、
かなり安定してきて腰も、鬱も出なくなってきていましたが、
来られなくなってから自営業をされてるのですがそちらの業績が悪化したり、
家族経営でその家族の方からもきつく言われたりと、
ボロボロの精神状態になってしまわれたようでした。
そこから、あえて当院に来るんじゃなくて、
病院など色々と言って何とか凌ごうとしたけど全く変わらず、
どんどん悪化していき、パニック発作がでたり、呼吸が苦しくなったなったりと・・・
もうどうにもならなくなったあげく当院に久し振り来られました。
体の緊張がきつく、目も澱んで元気がない。
姿勢も背中が丸くなり、エネルギーも澱んでいます。
声にも元気がなく、もうどうにもならないと言った状態ですが、
この方はとても素直な方なので、
施術の効果も実に出やすくスムーズに改善しました。
主に、ヒーリングと頭蓋骨の調整がメインですが、
ヒーリングだけで呼吸も顔色も目の輝きも戻り、
声が元気になり、とても喜んで頂きました。
やっぱりこないとあかんと思って頂けたのか、
次週に予約を取って帰られました。
実際お店の業績や、家族の方達との関係が変わるわけではないので、
またどうなるかはわかりませんが、
ヒーリングをして気の流れが良くなっていくと、
そんな現実への受止め方や、考え方や行動が段々変わってきます。
結局は起こっている現実が原因じゃなくてそれをどう自分がうけとめているか?
何か人や環境のせいにしていないか?
薬やうまい話等に依存してないか?
悲観的になってないか?
自分を責めてないか?
あきらめてしまってないか?
凄く溜め込んでないか?
自分の気持ちを抑えて見て見ぬふりか?
そんな捉え方一つで変わってきます。
そんなきっかけになれればと思っていつも施術をさせて頂いています。
現代に多い問題ではありますが、薬に頼らず改善できるものです。
どうしても寝れなかったり辛い時は仕方がありませんが、頼りすぎると大変です。
色んな情報に振り回されずにちゃんとした所で最適な施術を受けてもらえればと思っています。