自律神経と健康の重要性

そもそも、自律神経とは何か?

tainaidokei

もともと人間は太陽が昇ったら活動を開始して、日が沈んだら眠るというサイクルの体内時計を持っています。

この体内時計を「自律神経」といいます。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つのモードがあって、

活動する時には交感神経、休むときには副交感神経が働きます。

この交感神経と副交感神経という2つの体内時計のバランスが崩れた時に起こる不調が自律神経失調症です。

むくみ、冷え性も自律神経失調症。

頭痛、めまい、耳鳴りも自律神経失調症。

不眠、だるさ、起きるのがつらいのも自律神経失調症。

吐き気も自律神経失調症。

のどのつまり、息苦しさ、息切れも自律神経失調症。

手足のしびれや痛みも自律神経失調症。

動悸、立ちくらみ、のぼせ、めまいも自律神経失調症。

食道のつかえ、胃の不快感、便秘、下痢、ガスだまりも自律神経失調症。

生理不順、生理のイライラ、不妊、妊娠中の倦怠感も自律神経失調症。

腰痛、四十肩、筋肉のけいれんも自律神経失調症。

なんです。

結構範囲が広いですよね?

 

実は、自律神経失調症は疾患名ではなく「神経症やうつ病に付随する各種症状を総称したもの」で、

たとえば、内科では、症状を特定できない不定愁訴などの患者に対し「自律神経失調症」という診断をくだされます。

また、心療内科にいくと、パニック障害やうつ病の原因として、「自律神経失調症」という話が出てきます。

体内時計=自律神経のはたらき

昼間の自律神経=交感神経が働くと、ドクドクと脈拍が上がり、呼吸も早くなります。

交感神経が優位の状態は、獲物をとらえたり、外敵から身を守るモードだからです。

一方で、夜間の自律神経=副交感神経が働き出すと、心臓の動きや呼吸が遅くなります。

副交感神経が優位の状態は、しっかり眠むるために身体をリラックスした状態にします。

健康な人は、朝起きると交感神経のスイッチが入って活動モードになり、夜眠るときには副交感神経のスイッチに切り替わってグッスリ眠ります。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症になると、朝起きても副交感神経が働いていて目覚めが悪くぼーっとした状態が続きます。

体温が低いので体がダルく、頭痛やめまいがします。

また、血行が悪いので、肩こりがひどく、腕が痛くて上がらない(四十肩)のような状態になっていきます。

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夜、スマホやテレビの明るい画面を見ていると、体内時計=自律神経は「昼間のモード」のままです。

そうすると、ベッドにはいっても心臓はドクンドクンと早い動きをつづけているので、深い眠り=安静状態になることができません。

人間がケガや病気を治す自然治癒力は眠っているときに働くので、深い眠り=安静状態になれない人はケガや病気の治りが悪く、体調不良になって、疲れも取れません。

ストレスと睡眠不足が自律神経失調症を引き起こす

人の体は、およそ12時間交二つの神経の優位が入れ替わります。

ですが、ストレスを感じると脳は興奮状態になり、心臓をドクドク動かし、呼吸を早めてしまいます。

本来、ストレスは緊急モード

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ストレスはジャングルでトラなどの猛獣に出会った時、ピンチを脱出するために人間にプログラムされたモードです。

敵が襲ってきた瞬間に反応するよう、乳酸とコレステロールを出して、筋肉の瞬発力を高め、敵のツメに皮膚をさかれた時のために血液をドロドロにして血が流れ出すのを防ぐ。

時間にして数分から数時間のための緊急モードなのです。

しかし、現代人が抱える、人間関係やお金など問題は、数年〜数十年もストレス状態が続きます。

だから現代人の体は悲鳴を上げるのです。

ストレス〜不眠の悪循環を断ち切る

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ストレスの元になる要素をストレッサ-といいます。

人間はストレッサ-に出合うと、緊急モードに入ります。

緊急モードに入ると、筋肉も緊張して固くなります。

ストレスを感じている患者さんは、体全体に1000以上ある、骨と骨をつなぐ筋肉(骨格筋)がガチガチになっています。

ストレス(心)と身体はおどろくほどつながっています。

近代医学=西洋の医学は、心身二元論という考え方で、精神科と整形外科というように心の問題と身体の問題をスパっと分けて考えます。

ですが、私の学んでいる東洋医学の世界では「心身一如」といって、心と身体を一つで考えていきます。

心と自律神経失調症の関係

自律神経の中枢は脳の視床下部というところにあります。

視床下部は、喜怒哀楽の中枢といわれる辺縁系とつながっているため、

自律神経は喜怒哀楽の直結しています。
相互連絡していることから、こころの問題も関わっています。

だから、

・人間不信
・情緒不安定
・不安
・被害妄想
・うつ状態
・イライラ

なども自律神経失調症に含まれます。

自律神経失調症を治すには、まずは「眠る」

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「心が緊張すれば身体も緊張する。しかし、身体の緊張がとければ、心の緊張もゆるむ。」

という考え方を、私は取り入れています。

体が鎮まれば心も鎮まります。

ですから、筋肉を緩めていくと、心もリラックスしていきます。

 

私が施術に入ると、たいていに患者さんは眠りに落ちるか、施術後に眠たくなります。

エネルギーの流れがよくなると、身体の緊張やこりがゆるむので、リラックスできるようになります。

少しづつ前にすすんで行くことが大切です。

しかし、自律神経失調症の一般的な施術法は・・・

内科や心療内科や神経科に通院して、抗不安薬やホルモン剤を用いた薬物療法を行うことが多いですよね。

「自律神経失調症=精神疾患」と捉える傾向が強いからです。

西洋医学のアプローチは、目の前の症状(頭痛、不眠、精神不安、動悸、パニック症など)をいかに無くすかだけにフォーカスしています。

施術は投薬が主流です。

それはなぜか?を考えていくと、産業としても利益優先の医療システムが浮き彫りになってきます。

ここでは多くは語りませんが、興味があれば一度調べてみる価値はあると思います。

薬で自律神経失調症を治すという方法以外の道が見えてくるからです。

あなたの身体の回復力に優る名医なし

あなたの体には、自然に自分の身体を治す力があります。

この力を、「自然治癒力」と言います。

自然治癒力を高め、自律神経失調症を治していく方法

自律神経失調症の原因をみつめる

そもそも、あなたが自律神経失調症になった原因を考えてみましょう。

これは、大きく分けて4つあります。

  • 人間関係などの精神的なストレス
  • 食事や睡眠などの生活習慣の乱れによる内臓や神経系へのストレス
  • 身体の歪みによる構造的なストレス
  • 気温や、気圧や、温度差などによる環境の変化への対応のストレス

どうでしょう?思い当たりますよね?

なので、自律神経失調症を根っこから改善しようと思えば、この4つとうまく折り合いをつけていく必要があります。

私の施術でははアナタの体をストレスに負けない健康な体にするお手伝ができます!

  • 歪みのない体にして、肩こりや腰痛、頭痛などを取り除く
  • 肝臓や腎臓や内臓のデトックス機能をたかめて血液をサラサラにして免疫力を上げる
  • リラックスできるようになり夜グッスリ眠れる体にする
  • ヒーリングのエネルギー調整で精神的な問題の解決へ向かいやすい心になる

この4つのアプローチはかなり強力です。

ますは、論より証拠。

当院の患者様の声も是非ごらんになって頂ければと思います。

自律神経の改善なら「はまざわ整骨院」へ

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