骨盤のゆがみでお悩みの方へ
テレビや雑誌で常々言われる骨盤のゆがみ。
腰痛や膝の痛み、O脚やポッコリお腹、冷
冷え性や足の長さの違いや、酷くなると坐骨神経痛やギックリ腰にも・・・
人それぞれゆがみ方も違いますし、原因も違います。
骨盤と一言に言っても骨盤の周りには背骨や、足等が繋がっていて連動しています。
骨盤だけ治してもその他のバランスも整えなければ完全には整いません。
そこは我々プロの仕事ですが、その前に自分でできる事ならなんとかしたいのものです。
その為に一般的な骨盤のゆがみの原因や、注意事項、改善法を無難なものではありますが、ご紹介させて頂きます。
骨盤がゆがむ原理
骨盤の構造と歪みについて
骨盤の構造はシンプルです。左右1つずつ、腰側に1つ。合計3つの骨からできています
それぞれの骨が関節で繋がっていて、骨盤の形をなしているのですが、何らかの理由で正常な形をキープできていない状態が「骨盤の歪み」です。
骨盤の歪みは次のようなタイプがあります。
・左右の骨が前か後ろに同時に傾いている、または別々に傾いている(ねじれている)
・上部が開き(閉じ)ぎみ、または下部が開き(閉じ)ぎみになっている
・左右どちらかの骨が上がっている。または下がっている、さらに同時に起きている 状態で、この3種類のいずれか、または複合して起きているケースです。
なぜ骨盤が歪む?
骨盤が歪む原因についてはさまざまな理由が考えられます。主として考えられるのが日常生活や運動のクセです。
・脚の組みかたが常に同じ
・椅子に座る際に、左右に偏って体重をかけている
・立っている際に、どちらかの脚に体重をかけている
・女性のお姉さん座り(横座り)をする
などです。
このような習慣の結果、骨盤に負担をかけ、そこから連鎖して、腰や背骨、肩、首、脚にもストレスがかかり、いろいろなトラブルの原因となっているのです。
また、出産で、骨盤下部が開いたりするのも一種の歪みです。
この場合に限っては一般的には骨盤バンドなどのコルセットやサポーターが有効と言われてます。
しかし、日常の習慣や作業などで起きている骨盤の歪みについては、外から引き締めるよりも、根本原因からの改善をお勧めします。あみま
なぜなら、骨盤の歪みは骨盤だけに原因があるわけではないからです。骨盤だけを締めることで、他部位のバランスがさらに悪くなる可能性があります。
その為常に頼っていると股関節や膝や背骨がゆがみます。
産後の初期か、ギックリ腰の初期にしかオススメしません。
骨盤の歪みは、実はごくわずか
骨盤は、簡単には歪みません。実は、骨盤の周囲は大小さまざまな筋肉、靭帯、腱などが取りまいており、本来は歪みが発生しにくい環境です。ですので、歪みといってもその数値は0.数ミリから最大1cm程度。そのわずかな歪みが多くのトラブルを引き起こしている、と考えられます。
そして、ほとんどの方が何らかの骨盤の歪みを起こしているのです。焦らずにじっくり骨盤を整えていきましょう。
骨盤のゆがみをとるために
ゆがみを意識すること
ゆがみをとるには、意識して改善に取り組むことです。
骨盤の歪みはこの心がけだけで改善に繋がっていきます。まずは自分の現状をチェックしましょう。
前述の項目以外にも、
・靴のカカトの減り方はどうか
・カバンをいつもどちらかの肩でかけていないか
・カラダがどちらかに傾いている実感はないか
・歩き方や立ち姿はどうか
これらを鏡で見たり、誰かに評価してもらうといいでしょう。自分の傾向がわかったらすぐ行動に移します。
歩く際に、足が地面を擦るようになっていれば、それを直すようにしますし、ヒールが付く際に、先端が外側に逃げているようであれば、まっすぐ付くように意識します。長年染み付いたクセが原因になっているケースが多いですから、簡単にはいかないでしょう。しかし40日継続すると脳におけるカラダの使い方の情報が置き換わるのだそうです。まずはこの一歩から意識してみましょう。
正しく筋肉を使うこと
ゆがみをとることは、一種のトレーニングです。なぜならば、慣れ親しんだ筋肉の使い方にサヨナラをするからです。
例えば、O脚の方(ここでは骨に異常がないと仮定します)でしたら、傾向として足の外側の筋肉だけを使っているケースが多いです。またお尻の筋肉をうまく使えずにたるんでいることが多いようです。
このような方の改善には、脚全体の筋肉を使えるような練習が必要になります。
また、椅子に座っている時に、背もたれからお尻が離れ、どんどん前に滑っていくような座り方をする方がいます。このような方は姿勢良く座ることができるサポート器具などをお考えかもしれません。
しかしこれがなくても、常に座骨で座る意識をしていると良いクセが身に付いてきます。
自分本来の能力で直す方法としては、有効な骨盤底筋トレーニングを行うと、骨盤が正しい位置(ニュートラルポジション)にあることを確認できます。
全身をゆるめること
クセなどで凝りかたまった筋肉や骨格の状態を本来の状態にするために、整骨院などの施術院ではまず全身を緩めることから施術が始まるようです。
一例では、温めたりストレッチをして筋肉をゆるめ、足首を持って小さな振動を加えるなどをして、股関節が適正な位置に収まるようにします。
施術院の良いところはお客様の状況を専門家が判断し、最適と思われる施術とアドバイスを行ってくれるところです。
自宅でひとりでカラダをゆるめるには、お風呂に入って十分温まった状態でストレッチを行ったり、十分脱力した状態でパートナーに手首や足首を持ってもらい、小刻みに揺らしてもらう、などをお試しください。
バランス感覚を鍛えること
さらに、バランス感覚が正しい位置にあることをカラダにおぼえこませましょう。カラダがどのような状況になっても、本来の位置に戻って来れるように、無意識でその感覚をつかめるようにするのです。
自動車のハンドルは、どのように回しても手を離した瞬間に最初の正しい位置に戻ろうとします。
人間においても、静止時はもちろん、運動時でも、正しいバランス感覚が必要です。
良い状態をキープするために
骨盤のゆがみだけがトラブルの原因ではない?
実は、多くのトラブルの原因が「骨盤の歪みだけにある」と断定することはできません。他の部位の歪みやバランスの悪さが、骨盤に影響を与え、さらに別の部位でトラブルとなって発生しているケースが少なくないからです。
例えば、「靴の片減り」を例にとりますと
・骨盤由来の歪みにより足の付き方にアンバランスが生じているケース
・足の体重のかけ方が原因のケース
・他部位のバランス不良により骨盤に歪みを生じ、その結果、足の体重のかけ方に影響を及ぼしているケース
など、さまざまなパターンが考えられます。
足から股関節を通じて、骨盤の歪みを起こしているケースは、他部位のバランス不良の結果により生じたものです。例えば、首を常にどちらかに傾けて立っている方がいるとします。この場合は、首から胸まわりや背骨に影響して骨盤の歪みを生じさせているかもしれません。
さらに、そこから股関節を通じて、足の付き方に影響を及ぼしているケースもあるのです。
つまり、骨盤の歪みの結果が多くのトラブルを引き起こしている場合もありますし、他部位の歪みの影響で、骨盤にバランス不良を生じていることもあるのです。
いつまでもゆがみがとれた正しい状態でいるために
ゆがみがとれた状態をキープすることに務めましょう。今まで使われていなかった筋肉を使うようにするわけですから、違和感があったり、筋肉痛が出たりするかもしれません。
バランスマットの上に片足で立ち(これにより正しいバランス感覚がつかめる)、そのうえでチューブトレーニングなどを行うと、姿勢安定のための筋肉も強化できるかと思います。
しかし、スポーツに一生懸命取り組む方以外では、少々キツいトレーニングかもしれません。一般の方にとっては、繰り返しになりますが、まずは意識をすることです。前を行く人の歩き方や姿勢に注目するのも手です。自分がどのような姿勢で歩いているか、かえりみることができるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
骨盤のゆがみについて細かく説明させて頂きましたが、何度も申し上げますが骨盤だけが問題である可能性はあまり高くありません。
3~4割程度です。
実際には足のゆがみや、背骨のゆがみや、腕のゆがみや、内臓、頭蓋骨、等様々な原因が複合しています。
それらを根本的に改善したいのであれば専門家の力が必要になりますが、まだそこまで症状もでていないけど、なんかバランスが悪いかな?
くらいのゆがみだと上記の意識の練習だけでも改善します。
ゆがみへの意識をもって是非お試しください。
それでも、もっとしっかり原因や全身のゆがみを治したい方は当院へお任せください。
骨盤のゆがみを治すなら「はまざわ整骨院」へ
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