腱鞘炎で悩まれてる方へ
腱鞘炎で困っている。「安静にしないといけないと病院で言われたけど、仕事を休むわけにいかない。家事だって休むわけにいかない。子育てだって…」そんな状況だと不安になりますよね?
そこで、安静する以外に自分で何かできること、治す方法はないかな?と気になってくると思います。
腱鞘炎は20~50代の働き盛り、子育て真っ只中の女性に多く、さらに生活習慣の変化(パソコンやスマホの普及)によって年々増え続けています。
施術院や病院で施術してもらうことも大切ですが、この記事では、腱鞘炎についてと原因について、そして安静以外の自分での治し方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎は、上記の画像にあるピンク色の「腱」を包んでいる鞘(さや。画像の緑色の腱鞘(けんしょう))の中を動いて摩擦されることで腱鞘に炎症が起こる疾患のことをいいます。
腱鞘炎というコトバはよく耳にすると思いますが、その腱鞘炎の中で代表的なものが2つあります。
一つが、手首の親指付近(画像でいうとトンネルと書いた場所)で起こる「ドケルバン病」(狭窄性腱鞘炎)。
もう一つが、「ばね指(弾発指)」です。
割合はドケルバン病の方が多いですね。
そして女性に多く、年代は20~50代に多発します。
腱鞘炎の症状
腱鞘炎の代表的な症状は4つですね。
①痛み
②熱感、赤くなる
③腫れる
④可動制限(動かしにくさ)
腱鞘炎はズキズキと強い痛みを伴う場合が多いです。
ひどくなるとペンを持つだけで痛みがでたり、食器を洗うのが辛い、手首をそれないといった症状がでます。特に女性に多いので家事に支障がでることが多いですね。
また、現代社会に普及するとともに、欠かせないパソコンやスマートフォンの使いすぎで腱鞘炎がどんどん増えています。仕事に支障がでて、困っている。けど休めないから無理して悪化していく、、、という方も非常に多いですね。
野球やゴルフ、テニス、バトミントンといったスポーツをする方にも発症しやすいので、週末スポーツをおこなう方にも腱鞘炎は起こりやすいです。
腱鞘炎の原因は手の使いすぎだけではありません
腱鞘炎は手の使い過ぎのみではなく、プラスアルファの要因が存在します
「腱鞘炎って手の使いすぎが原因ですよね?」
腱鞘炎でお悩みの患者さんが来られた際によく質問されます。
パソコン、スマホ、子供の抱っこ、スポーツ、大工さん、スーパーのレジのお仕事など手を酷使する環境にある方に確かに多発するのが腱鞘炎の特徴でもあります。
中でも当院へお越しになられる方で多いのが産後の授乳や赤ちゃんの抱っこ等が続く事による腱鞘炎です。
当然安静などできませんし、施術院へ通う時間もなかなか確保できません。
さらに痛くて授乳や抱っこもできないと本当に困られますし、私の妻も実際なりました。
病院で腱鞘炎と診断された方も「使いすぎが原因だから、安静にしてくださいね」と指導が入ったのではないでしょうか?
実は腱鞘炎は使いすぎ+アルファによっておこるんです。
1つは体のゆがみです。
手首や肘がゆがんでしまう事で筋肉や腱の収縮が上手くいかなくなり炎症を起こしてしまいます。
これは、使いゴルフや、テニスなどのスポーツが原因になる事が多く、グリップの握り方や偏った力の入れ方等のフォームの改善やストレッチ等で改善できる事が多いです。
もう1つの原因があまり知られていないので意外かもませんがしれませんが「女性ホルモン」が関わっています。
女性ホルモンが腱鞘炎の原因に?
「え?女性ホルモンが腱鞘炎に何の関係があるの?」
そう思われたかと思います。
実は、腱鞘炎の原因に女性ホルモンが影響していることはあまり知られていませんが非常に多く、当院でも女性ホルモンのバランスを調整する整体をする事で改善したケースが非常に多くあります。
女性ホルモンとはエストロゲンとプロゲステロン
ご存知の方も多いとは思いますが、女性ホルモンは2種類あります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)。この2つに分けられます。
ご存知の方も多いかと思いますが、
①エストロゲンは女性の身体の発達に関わるホルモン。 排卵前に分泌がピークになる。
②プロゲステロンは排卵後に分泌が増えてきます。 そして妊娠~出産時に分泌量が増えます。
女性ホルモンが腱に与える影響とは?
「じゃあこの女性ホルモンがどう腱鞘炎に関わってくるのか?」
①エストロゲン…エストロゲンには腱や腱鞘(けんしょう)の弾力性を保ち、腱細胞を修復する役割があります。そのため更年期以降、閉経後はこのエストロゲンが減少するため、腱鞘炎の発症リスクが高まるということになります。
そのため、腱鞘炎は50代~60代の女性に多い疾患であり、腱鞘炎になりやすいことに加え、安静にできない環境でより治りにくいのはエストロゲンの分泌減少に関わるということです。
②プロゲステロン…プロゲステロンには腱の通る腱鞘を収縮させる作用があるため、出産後に腱鞘炎発症が多く、育児にて手を酷使することにより、腱と腱鞘の間で摩擦がおきやすくなってしまいます。すれていく結果、腱鞘が熱をもち、腱鞘炎の発症リスクが高まるということになるんですね。
妊娠~出産時(20~40代)の女性に多くなるのは、このプロゲステロンの影響によるものが影響していることもしっておいてください。
そのため実際に当院に来院される腱鞘炎の方は、50代の女性と産後1年未満の方が最も多いです。
安静以外に自分で治す方法は?
ツボを刺激する
湧泉(ゆうせん)
足裏のこのツボをゆっくりおさえましょう。注意点は強くグリグリしないことです。強く刺激しても逆効果で組織が傷ついてしまうので気をつけてください。1~2分で十分ですので、行うようにしてください。
太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間にあるこのツボをゆっくりおさえましょう。注意点は強くグリグリしないことです。強く刺激しても逆効果で組織が傷ついてしまうので気をつけてください。1~2分で十分ですので、行うようにしてください。
東洋医学では陰陽の考え方があり、そのバランスが崩れてしまい女性ホルモンに影響がでると考えられます。この2つを日々刺激してあげるようにしてみてください。
第2チャクラを整える
チャクラとは聞いたことある方も多いのではないでしょうか?詳しくは「ヒーリングのページ」にも記載させて頂いておりますが、女性に人気のヨガをされたことがある方はご存知だと思います。
身体に1~7までチャクラがあり、女性ホルモンに関する第2チャクラを整えることが有効です。
丁度おへその下くらいですね。上図のオレンジ色の部分が第2チャクラになります。ここに両手を重ねてそっとおき、目を閉じてゆっくり深呼吸を3分ほどおこないましょう。
できればその時手の中に綺麗なオレンジ色をイメージしてください。
チャクラにはそれぞれの色が存在しますので色のイメージができれば非常に有効です。
するとだんだんリラックスしてきたりチャクラの辺りが温かくなるはずです。
そういう感覚も意識して感じながら行ってみてください。
このツボを刺激すること、第2チャクラを整えることで女性ホルモンのバランスを自分で整えるようにしてみてください。
まとめ
女性の腱鞘炎について、原因、治し方について紹介してきましたがいかがでしたか?
腱鞘炎は安静だけで良くなればよいですが、安静にできない場合がほとんどですし、安静にしていてもよくならずに困り続けている方も多くいらっしゃいます。
病院では一般的に安静の指示と痛み止めの処方、酷くなるとサポーターを付けて固定です。
これらも全く効果が無いわけではありませんが、女性ホルモンの調整をくわえる事で回復は格段に早くなります。
ただの使い痛みだけなら同じように使ってても痛くならない人が多いのは何故でしょうか?
本当に使い痛みだけが原因なのであれば、体力や筋力の少ない高齢者に多いはずですが、高齢者には少ないのです。
殆どが産後1年以内や50代の女性で、男性は非常に少ないのです。
他に女性ホルモンのバランスは精神的なストレスや更年期障害からも崩れてしまう事があります。
これらもチャクラの調整や、ホルモンバランスを整える整体で改善は可能です。
自力で試してみてもどうしても良くならなかったら一度ご相談ください。
腱鞘炎を治すなら「はまざわ整骨院」へ
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